電力切り替えで見積もりを取る時に知っておきたいこと

この工場電気ドットコムをご覧になっている製造業の皆様は、日々高い電気代に苦悩し、なんとかして少しでも電気代を値下げしたいと考えていらっしゃることだと思います。そしてインターネットで様々な電力切り替え情報サイトをご覧になって、どの新電力会社に切り替えればいいか、ご検討されていることと思います。

ところで皆さんが、いざ「電気を切り替えよう!」と思ったときに、一体どうされますか?いわゆる一括見積もりサイトや比較サイトなどを使って、複数の新電力会社から見積もりをもらおうと考える方がほとんどだと思います。

でもちょっとお待ち下さい。いわゆる一括見積もりサイトや比較サイトを使うのは、正直あまりオススメできません。

こちらは引っ越しの比較サイトをご利用された方の体験なのですが、比較サイトに申し込みをした途端、色々な引っ越し会社から電話が鳴り続け、大変なことになったとのことです。

この方だけではありません。同様の経験をされた方は、他にも多くいらっしゃるようです。

検索してみるとご覧のように、かなり多くの方が同様の体験をしておられますし、またそれに対しての回避策などが、出てくるのが分かると思います。

この「一括見積もりサイト、比較サイトを利用すると業者から大量の電話がくる」のは、引っ越しに限った話ではありません。電気はもちろん、その他多くの一括見積もりサイト、比較サイトに当てはまることです。というより、そもそも一括見積もりサイトや比較サイトがそのような「システム」になっているからです。

例えば引っ越しの一括見積もりサイトの場合、まず利用者からの依頼のメールが届きます。するとその問い合わせメールの内容がそのまま、一括見積もりサイトに登録している複数の引越し業者のところに、すぐにメールで届くようになっているのです。

それを見た引越し業者は、書かれている電話番号に即座に連絡をする、というわけなのです。業者の方はとにかく仕事を取るのに必死ですから、ちょっと時間をあけたり、タイミングを見計らって…などという事はするはずがありません。依頼メールに「メールで連絡をください」と書かれていても、無視するでしょう。依頼人が一括見積もりサイトに依頼メールを出したということは、その段階では引っ越しのことを考えているわけですから、すぐに業者から連絡をすれば話を聞いてくれる可能性が高いわけです。たとえ夜中に依頼メールが届いても、すぐに連絡をすればその依頼者はまだ起きている可能性が高いからです。

そもそも一括見積もりサイトや比較サイトに依頼メールを出した段階で、依頼者の個人情報が複数の業者に届いてしまうシステムになっているわけです。もしかしたら引越し業者が決まった後にもしつこく営業電話がかかってくる事も、十分有りえます。携帯電話の番号などを入力してしまったら、それこそ日中は仕事にならないでしょう。

またそうした大量の営業電話をなんとか耐えて、数社から見積もりを取ったとします。しかし電気代の見積もりは専門知識なども必要で、単純に安いからこの会社にしよう、という判断が非常に難しい場合があります。特に新電力の場合、基本料金を割り引いているのか燃料調整費を割り引いているのかで、後の結果が全然違ってくることがあります。燃料調整費はすでに何度か説明しておりますが、火力発電の燃料の買い付け費用です。今は値下がりしていても、原油が取れなかったり原油産出国の周辺の政情が不安定になれば、一気に値上がりする可能性があります。その事に対して説明があればいいのですが説明が無かった場合、ご自身でどの電力会社に切り替えるのかを判断するのは、とても難しく面倒くさいことでは無いでしょうか。

工場電気ドットコムでは、一括見積りサイトや比較サイトなどとは違ったシステムの「簡単見積もり」をご用意しております。新電力会社から営業の電話が増える、というような事は一切ございません。新電力に切り替えた後の、電気代の額などを知りたいという方は、是非ご利用ください。

あらかじめ直近12ヶ月分の電気利用明細書が必要となりますが、それをお送りいただければ7営業日ほどで、詳細な内容のお見積りをお送りいたします。またお見積り書の内容について、必要であれば詳細なご説明も差し上げます。

お見積りのご依頼をいただきお送りしたお客様に対しては、こちらから営業での電話連絡などは、一切行いません。もちろん関連する新電力の会社からもです。じっくりとお見積書の内容について、ご検討ください。