この工場電気ドットコムでは新電力へ切り替えることで、工場や町工場、製作所など製造業の皆様の電気代を大幅に安くするご提案をさせていただいております。一般に電気代の基本料金は、電気を一番使う時間、つまり「ピーク時の電力使用量」と「使わない時の電力使用量」の差によって、決まってきます。それでは電力の「ピーク時」とは、一体何時頃のことなのでしょうか?
画像出典:電気事業連合会 日本の電力消費
上のグラフは「最大電力発生日における1日の電気の使われ方の推移」というグラフです。これはもちろん、その家庭や企業、工場や町工場などでそれぞれ違ってきます。なのであくまでも「平均的」な電気の使用量の推移ということになります。
当然のことですが、夜は電気があまり使われていません。そして朝になって、人々が起きて生活を始めるとともに、電気使用量が上がっていきます。そしてお昼休みの頃に一旦下がり、その後また上がっていっておよそ14時から15時のあたりで電力使用量がピークを迎えます。14時から15時あたりがピークになるのは、このグラフの日付が真夏であり、冷房などの使用量がピークを迎えるからでしょう。
上のグラフは、あくまでも全体の電力使用量ですが、皆さんの家庭や工場、オフィスなどでもおおよそ同じようなグラフになると思われます。朝、工場の社員の方が出社してきて機械を動かしはじめると同時に使用電力量が上がり、冷房などが必要になってくるお昼すぎに電力使用量がピークを迎える、という形になると思います。
という事は、真夏の14時~15時前後の電力使用量を抑えれば電気代基本料金を値下げすることが可能となり、結果として電気代全体を値下げすることができる、という事になります。
しかし言うのは簡単ですが、果たしてそれを実行する事は簡単にできるでしょうか?
上にも書きましたが、真夏の14時から15時というのは、今年の酷暑の記憶もまだ新しいですが、最も暑くなる時間帯です。当然ですが冷房はほぼ必須の状態です。冷房の温度を多少上げるなどの対策は出来ますが、それにも限界があります。特に今年の夏のような酷暑であった場合、冷房の温度を下げすぎると結果として冷房の役をなさなくなり、熱中症になってしまう社員や作業員の方が出てきてしまう恐れもあります。
では冷房でない、機械などで節電をすればどうか、となりますが、そもそも日中には工場の機械などは止めることが出来ません。事務所などのパソコンなども、もちろんそうでしょう。それらを止めてしまえば、作業も仕事も出来なくなってしまいます。
しいて言えば、照明などを消しておくことくらいでしょうか。真夏なので明るいので、照明は必要無いかもしれません。しかし照明をいくら節電しても、全体から見ると節電効果は微々たるものでしょう。
大幅な節電を考える、という事であればいっそ工場の稼働を、夕方から夜間にしてしまう、というのも一つの手段でしょう。夜間であれば涼しくなるので、冷房などもかなり節約できるでしょう。このように電気を使うことで、電気代を節約するという手段は、実はかなり有効です。夜間に氷をつくり、それで昼間の冷房をまかなうというシステムがある事を、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
しかしこの節電方法は、実はちょっとした注意が必要です。夜間に電気料金が安いプランというのも確かに存在するのですが、その場合今度は昼間の電気代が高くなっているという事が考えられます。せっかく夜間に電力を使うことで節電をしたのに、昼間の電力で結局電気代が対して変わらなかった、という事も十分有りえます。まずは現在の電力プランがどのような契約になっているか、電力会社に確認した方がいいでしょう。
また夜間に工場を動かす場合、他にも様々な問題点が出てきます。社員の方々も生活を夜型に切り替えないといけなくなるわけですから、しばらくは生活のリズムに慣れないといけません。また周辺への騒音の問題、材料や完成品などの輸送の問題もあるでしょう。いずれにせよ、そう簡単には実施できる節電方法ではありません。
現在工場電気ドットコムでご提案している方法では、特に夜型にならなくても、十分な電気代が節約できます。電気代基本料金であればおよそ30~40%の値下げが、電気代全体であればおよそ8%程度の値下げが十分可能です。
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