新型コロナがようやく収まったのに製造業はまだまだ安心できない事情とは?

日本の新型コロナウイルス感染者も、大分減ってきました。もちろんこれからまた冬になるので、感染者が増えることは予想されます。しかしワクチンも進んできましたし、それぞれが感染症対策を行うことで、以前よりは抑えることが可能でしょう。このチャンスに今までの分を取り戻すべく、企業活動を再開していきたいところです。

しかし製造業に関してはなかなか上手くいかない事情があるようです。先日Twitterで以下のような投稿がされました。

高圧ケーブルを始めとして、各種産業機器の納期がかなり遅れているとのことです。一体どうしてこのような事が起きてしまったのでしょうか?実はその答えについては、先日書いたコラムでも触れています。

エアコン室外機の盗難が増える背景に脱炭素があった?

この時はエアコン室外機の盗難が増える原因として、世界的な銅不足があるという記事でした。脱炭素の影響で世界的に銅の需要が挙げられており、そこへ来て更に新型コロナウイルスの影響で銅鉱山がいくつか閉鎖されてしまった事が原因です。この影響が各種産業機器の納期遅れとして、目に見える形で現れてしまっているのです。

特に日本は資源の少ない国です。銅や鉄などの原材料はどうしても輸入に頼らないとなりません。こうした原材料の不足は、製造業へ大きな影響を与えていくでしょう。せっかく新型コロナウイルスが収まっても、製造するための原材料が無いのであれば、どうにもなりません。

製造業の皆様には、まだまだ大変な時期が続くことが予想されます。そうした中、せめて電気代だけでも少しでも安くする手伝いが出来れば、これほど嬉しいことはありません。少しでも電気代を安くして必要経費を抑えたい、という製造業の経理様はまずはお気軽にご連絡ください。