知らないと損をする?新電力へ切り替えても電気代が下がりづらい業種

現在地方電力会社と契約をしていれば、新電力会社へ切り替えることで、電気代を安くすることが出来るということは、この「工場電気ドットコム」でも何度もご説明してまいりました。その中でも、特に高圧電力を利用されていてかつ、最も電気を使っている時の電力量とほとんど電気を使っていない時の電力量の差が大きければ大きいほど、電気代の下がり方が違う、という事は以前のコラム「電気代が安くなるチャンス!工場や町工場以外で電気代が下がりやすい業種」をはじめとして、何度もご説明してまいりました。では逆に、なかなか電気代が下がりづらい業種というのはあるのでしょうか?今回は電気代が安くなりづらい業種について見てまいりたいと思います。

低圧電力を使っている

電気代が下がりづらい_低圧電力

まずなんといっても、低圧電力をご利用されているような場合は、高圧電力を利用している場合と比較して、どうしても電気代の大幅な削減は見込みづらくなります。全く下がらないという事ではございませんが、下がり幅がそれほどではありません。

多少でも値下げできるのであれば構わない、ということであれば、お問い合わせをいただければお見積りをご提出させていただきます。詳しくはお問い合わせください。

24時間営業の店・施設など

電気代が下がりづらい_24時間営業の店

工場や町工場などでは、24時間稼働するような所はあまりありませんが、コンビニエンスストア、一部のレジャー施設…などなど、最近は24時間営業のお店や施設も増えてまいりました。しかしたとえ高圧電力を利用されていたとしても、しかし24時間営業では、24時間連続して電気を使うためどうしても「電気を最も使っている時の電力量と電気を使っていない時の電力量の差」が小さくなってしまいます。この差が小さくなってしまいますと、電気代の値下げ幅も小さくなってしまいます。大幅な値下げは、正直あまり期待できません。

また例え24時間営業をしていなくても、スーパーや倉庫などで冷蔵庫が24時間稼働しているような場合も、昼と夜の利用電力の差が小さくなってしまいます。冷蔵庫などのように24時間365日ずっと動かしっぱなしの機械などがある場合は、大幅な電力削減は期待できなくなってしまいます。

逆に夜中に電気を大量に使用して、昼間は全く電気を使わないようなパターンは、電力利用量の差が大きいので、電気代の大幅な値下げが期待できます。詳しくはお問い合わせください。

ビルの一室を借りているようなオフィス

電気代が下がりづらい_ビルの一室

以前も少し触れましたが、ビルディングの一室を借りているようなオフィスの場合、電気を契約しているのはそのビルディングのオーナーである場合がほとんどです。そのような場合、ビルディング自体の電気会社の契約を切り替えないといけません。もちろんそのような場合は、ビルのオーナー様に話を通さないといけないので、なかなか難しいところがあるでしょう。しかしビルディング自体はほとんどが高圧電力を利用しており、またオフィスなどが多く入っている場合は、夜間の電力使用はあまり多く無いでしょうから、電気利用量の差が激しくなり、大幅な値下げが期待できることがほとんどです。

もしビルディングのオーナー様に直接話をするような機会があったり親しい間柄などであったら、電気代のことについて、確認してみるのもいいかもしれません。上手くいけば、そのビルに入っている全ての人が電気代で得をするようになるでしょう。もちろんご自身がビルのオーナーである、という事であれば、全く問題はございません。お気軽にお問い合わせください。

ビルディングの場合はオーナーが別にいるので電気代を下げるのが難しいのですが、逆にいうと一戸建てや自社ビルを利用していてかつ高圧電力を使っているような場合は、電気代を大幅に安くする事が可能だといえるでしょう。工場や町工場、学校や開業医・クリニック様、ドラッグストアや24時間営業でないファミリーレストランなど、多くのパターンがあてはまります。詳しくはお問い合わせください。

まとめ

いかがだったでしょうか?単純に「電気代を安くする」と言っても、実は向いている業種・建物や向いていない業種・建物があるという事がお分かりいただけたかと思います。電気代を下げようと思っていても、これらの事を知っていないと、損をしてしまう可能性だって十分あります。

電気代を安くしたいけど、どうすればいいのか」「電気代を下げるのに詳しいことがもっと知りたい」という方は、どうぞ「工場電気ドットコム」までお気軽にお問い合わせください。お問い合わせ・お見積りは無料です。