東京千代田区の工場に知っていただきたい電気料金の仕組み

東京の千代田区といえば、東京の中心というイメージがあります。東京の中心という事は、まさに日本の中心と言ってもいいでしょう。中心には皇居があり、国会議事堂をはじめとした多くの官公庁の建物があります。

千代田区の工場

そんな千代田区に果たして工場があるのでしょうか?と思ってしまいますが、どうやら存在しているようです。

こちらの資料には、千代田区の工場についての資料が掲載されています。千代田区の製造業者ののうち、最も多いのは出版・印刷業で、平成10年の資料では全体の88%を占めています。

また出版・印刷工場数の推移もありますが、やはり第二次大戦後、高度経済成長に伴って大きく数を伸ばしているのが分かるかと思います。しかし昭和55年をピークにして、その数を減らしてきているようです。

またこちらのページからは、千代田区の人口や財政、産業・経済など様々な資料をダウンロードすることが出来ます。こちらも見ていただくと、製造業が全く無いわけでは無い、という事がお分かりいただけると思います。

確かに千代田区にはあまり製造業のイメージは無いのですが、資料などを見てみると工場や町工場などの製造業が少なからず存在するという事ですね。

とは言え、データを見る限りでは千代田区の工場の数は、やはり減っていっているようです。生産数の低下や固定費用の値上げなど、さぞ大変な状況なのだと思います。そんな千代田区の工場の皆様に是非知っておいていただきたいのが、電気代の仕組みです。電気代の仕組みを知っておけば、電気代を値下げする事に対して不安や心配などが無くなるかと思います。

電気代の仕組みについて

電気代の内訳

電気代の仕組みについては、既に何度か書いてきております。まず電気料金の内訳はおおざっぱに「基本料金」「電力量料金」「再生可能エネルギー発電促進賦課金」に分ける事が可能です。

基本料金」は読んで字のごとく、電気代のベースとなる、固定的な基本料金です。

電力量料金」は、簡単に言ってしまえば毎月使用する電気の量に比例した部分となります。つまり電気を多く使った時はこの部分が高くなりますし、少なく使った時はこの部分が安くなります。

再生可能エネルギー発電促進賦課金」というのは、いわゆる再生可能エネルギー(太陽光発電・風力発電・地熱発電など)で発電された電気を、各電気事業者が買取するために必要な資金です。自宅に太陽光発電を取り付けようとした方であれば、「ソーラーパネルを家に取り付ければ、余った電気を電力会社が買い取ってくれる」と言われた経験があるかと思いますが、そのための費用となります。この費用はそうした再生可能エネルギーを発展させるための、費用でもあるのです。

以上が電気代の内訳なのですが、新電力に切り替えた場合、多くの事業者は「基本料金」を値下げします。「基本料金」を値下げすることで、電気代の値下げを実現させています。

電気代の値下げが期待できる条件とは?

この「基本料金」ですが、一般に最も電気を使っている時の電力使用量がベースとなっています。しかし多くの場合、電気というものは一日の中でも使っている時と使っていない時の差が発生します。この「電力使用量の差」が大きければ大きいほど、新電力による電気代の値下げ幅は大きくなります。例えば昼間は機械などを大量に使っているが、夜には全ての機械の電源を落しているような所…つまり工場などは、電気代の大幅な削減が見込めるという事なのです。

逆に24時間常に電気を使っているようなところでは、大幅な電気代の削減はあまり期待できません。例えば大型の冷蔵庫が常に動いているようなところや、深夜でもロボットなどを使ってなんらかの作業をしているような工場などです。24時間営業のコンビニエンスストアやレジャー施設なども、あまり大幅な電気代削減は期待できないですね。

まとめ

千代田区の工場の皆様にむけて簡単ですが、電気代の内訳についてまとめてみました。より詳しい事を知りたい方は、こちらのページもご覧ください。

電気料金を節約するうえで知っておきたい、電気料金の決まり方
知っておきたい!工場や町工場の電気代が安くなる仕組み

千代田区の工場で毎月の固定費用についてお悩みの方がいらっしゃいましたら、まずは電気代の値下げをご検討されてみる事をオススメいたします。詳しくは工場電気ドットコムまで、お問い合わせください。お問い合わせやお見積、手数料などは一切無料です。工場電気ドットコムはあなたの電気のパートナーです。