夏の電気も大幅不足!2021年の電力事情

つい先日ですが、このようなコラムを書いたばかりでした。

「冬の電力確保できない」発現の真意とは?

今年初頭の電力不足を受け、次の冬も同様の電力不足になるだろうという内容です。そしてこの記事内にも書いたのですが、このままでは夏の電力も「ギリギリ」のレベルになるだろう、と書きました。しかしどうやらこれが本当のことになってしまいそうです。

NHK NEWS WEB:夏の電力需給 ここ数年で最も厳しい水準の見込み 経産省

この夏の電力需給は、首都圏や関西圏など多くのエリアで、ここ数年で最も厳しくなる見込みだとして、経済産業省は25日開いた有識者の会議で、家庭や企業に電気の効率的な使用を呼びかけるなど、安定供給を確保するための対策を取りまとめました。

経済産業省はこの夏は老朽化した火力発電所の休止や、廃止による供給力の減少を要因に、電力需給が厳しくなると見込んでいて、25日開いた総合資源エネルギー調査会の小委員会で、電力供給の余力を示す「予備率」の見通しを示しました。

それによりますと「予備率」は、7月は北海道と沖縄を除くエリアで3.7%、8月は本州と四国の7つのエリアで3.8%まで低下するとしています。

これは10年に一度程度の猛暑を想定したものですが、安定供給に最低限必要とされる3%の予備率をかろうじて上回る、ここ数年で最も厳しい水準を見込んでいます。

もし本当に夏の電力が不足してしまうと、かなり大変なことになってしまいます。企業などは大幅な節電を要求されるでしょうが、夏の節電というと真っ先に思い浮かぶのが「冷房」です。冷房は特に電気を大量に消費しますので、少し節約するだけでかなり大規模な節電になるのは間違いありません。しかしご存知のとおり、近年の夏は酷暑とも言える暑さです。関東でも連日35度以上の暑さになる日も、何日もあります。そうした状況の中で冷房を使わないように節電をする、ということはそれだけで命に危険がおよぶ可能性も出てくるのです。特に今は新型コロナウイルスの重症者もまだ多くいますので、冷房を入れないことにより脱水症状などになってしまっても、病院などで受け入れてくれなくなる可能性も十分あります。

真冬の電力不足も命に危険がおよびますが、真夏の電力不足も十分命に危険が及ぶのです。つまり電気の不足は人の生き死にに直結する問題なのです。だからこそ安定して大量の電気を発電することが、とても大事なのです。

この電力不足を解消する方法はひとつだけあります。既に何度となく書いてきていますが、原子力発電所を再稼働させることです。現在の電力不足は、全て原子力発電所が稼働していないことに起因するものだと断言してしまっていいでしょう。原子力発電所を再稼働すれば電力不足が解消されるだけでなく、脱炭素の目標にも近づくことになるのです。一日も早く少しでも多くの原子力発電所が再稼働されることを期待するしかありません。

そして電力不足になると、当然ですが電気代の高騰も起こります。電気を使えないのに高い電気代を請求される、というのは理不尽以外の何物でも無いのですが、仕方ないことなのかもしれません。そうした電気代高騰を少しでも避けたいのであれば、今のうちに新電力に切り替えて、電気代基本料金を値下げしておくことをオススメしておきます。「市場連動型プラン」と同様のプランであると、逆に値上がりのリスクがあるので、あまりオススメはできません。

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