関西電力が水素製造に原発余剰電力活用

NHK NEWSWEB:全国初 水素製造に原発余剰電力活用 敦賀市 関電と来年度から

次世代のエネルギーとして注目される水素の製造に原子力発電所で発電した電力を活用する新たな事業に、原発の立地する福井県敦賀市が関西電力と協力して乗り出すことが分かりました。
原発の余剰電力で水素を製造する取り組みは、全国で初めてだということです。

既に何度も書いていますが、「脱炭素」を目指すうえで原子力発電所は、とても重要な役割を担っています。そしてもう一つ大きな役割を担っているとして期待されているのが「水素」です。一時期「水素自動車」などが話題になったことを、ご記憶の方もいらっしゃるかもしれませんね。

脱炭素社会で急激に注目を浴びる水素発電とは?

水素であれば燃やしても水にしかなりませんので、温暖化ガスは出しません。実にクリーンだと言えるでしょう。その水素を原子力発電の力で作り出してしまおう、というニュースです。原子力発電所はただでさせ温暖化ガスを排出しませんので、二重の意味でクリーンな取り組みだと考えることが出来ます。

この取り組みがどこまで成功するのか、見守っていきたいと思います。