スマートフォンの節電対策

はじめに

今やスマートフォンは日常生活に無くてはならない機械です。電話やメール、その他の通信機能など、実に多くの機能が利用できます。それだけにスマートフォンのバッテリーが切れないように上手く使っていきたいのですが、時と場合によっては充電が切れてしまい、困った事になった方も多いのでは無いでしょうか。スペアのバッテリーを持ち歩いていればいいのですが、持っていない時にスマートフォンの充電が切れてしまっては、大変なことになります。そこで今回は、スマートフォンの充電を可能な限り節電していく方法を書いていきたいと思います。

画面の明るさを落とす

もっともポピュラーな方法としては、スマートフォンの画面を暗くするという方法があげられるでしょう。特にスマートフォンでは、画面の明るさを自動で調整する機能がついていることがあります。そうした機能は確かに便利なのですが、時と場合によっては画面が明るくなりすぎてしまう事もあります。

スマートフォンの画面をあえて少し暗い状態に設定しておくことで、スマートフォンの電力消費を抑えることが可能になるのです。

バックグラウンドで動作しているアプリの設定を変える

スマートフォンには、便利なアプリがたくさんあります。それらはもちろん使い方によってはとても便利なのですが、中には電気を大量に消費してしまう物もあります。また一つ一つは電力消費が少なくても、それらが多く使われている状態では、どうしても電力消費量が増えてしまいます。そこで普段使わないようなアプリは、バックグラウンドで動作しないように設定を行いましょう。

例えばWi-FiやBluetoothなどの機能は、接続先を探すためだけに電力を消費してしまいます。これらのアプリは利用するときだけ動かすように設定をしましょう。他には位置情報サービスなども、もちろんあると便利なのは間違いありませんが、常に位置情報を通信しているために、電力消費量が増えてしまいます。こうしたアプリも動作の設定を見直しましょう。

他にも起動したまま終了していないアプリが多くあると、電力消費量が多くなってしまいます。使ったアプリは必ず終了させるようにしましょう。またインストールしたはいいけれど、そのまま使っていないアプリなども、余裕を持って削除しておいた方がいいでしょう。

アプリということで言えば、節電対策のアプリなどもあります。こうしたアプリを利用すれば、様々な節電の設定が行えることがあります。もちろん実際に役に立つのかどうか、他の人の評価などを見て、インストールするようにしましょう。

温度に気をつける

スマートフォンを利用する際には、実は気温などに気をつけた方がいい事があります。スマートフォンを使いすぎた際にスマートフォンが熱くなる、という経験をされた方は多いと思います。スマートフォンは機械なので使いすぎるとどうしても熱くなってしまうのですが、この際に放熱が上手くいかないと、内部の機械やバッテリーなどにも影響を及ぼすことがあります。スマートフォンが熱いと感じたら、使うのをやめて適度に放置することも大切です。

またスマートフォンは「熱い」だけでは無く、「寒い」温度にも弱いです。周囲があまりにも寒すぎる場合、バッテリーが正常に動作しないことがあります。真冬の野外などでスマートフォンを使う際には、くれぐれも注意するようにしましょう。

この「暑い」と「寒い」の両方で注意しないといけないのが、実は自動車の中です。真夏の場合、自動車の中はとても熱くなってしまいます、また真冬は逆にとても寒くなってしまいます。人が乗っている場合はいいのですが、人が乗っていない自動車の中にスマートフォンを放置しておくことは、夏でも冬でもスマートフォン故障の原因となります。スマートフォンはくれぐれも自動車内に置き去りにしないように、注意しましょう。

最後に

今回紹介した以外にも、スマートフォンには様々な節電のテクニックがあります。もちろん日頃からの節電も大切ですが、どうしてもバッテリー切れが嫌だという方は、スマートフォンの予備バッテリーを持ち歩くのが確実でしょう。しかし予備バッテリーが必要な方というのは、結局それだけスマートフォンを使っているということになります。確かにスマートフォンは生活必需品になりつつありますが、時にはスマートフォンの利用をやめて休ませることも必要なのかもしれませんね。