企業がコストカットを行う際に真っ先に考えるべき事とは?

コストカット」は多くの企業で、真剣に取り組まれている問題だと思います。特に現代では売上を増やすことも大事ですが、いかにしてコストをカットしていくか、限られたリソースをどう分配していくか、という事の方が重要視されていることかもしれません。

コストの削減で大事なことは、いかにしてコストを削減しつつかつ今までと同じかそれ以上の売上を出していくか、という事に尽きると思います。例えば同じ製品を作るにしても、今まで通りの材料で作るのでは無く、安く購入できるが品質が若干落ちるものに変えていく、というのがコストカットの考えでしょう。

しかし安易なコストカットは、場合によっては逆効果となってしまいます。材料の品質が落ちた結果としてその製品の品質が落ちてしまっては、売上自体が落ちてしまうかもしれません。それではコストカットをしても、何の意味もありません。そのように考えていくと企業にとってのコストの削減というものは、かなり難しい事だと思います。単純に「無駄遣いしなければいい」という物では無いといえるでしょう。

その他にも、人件費は企業にとって大きな支出の一つです。人件費をカットして支出を抑えていくという事は「コストカット」という面からは確かに効率的でしょうが、社員のやる気、モチベーションという面から考えると、正直オススメできる方法ではありません。一時的にはコストカットで支出が抑えられるかもしれませんが、長期で見ていくとかえって企業に悪影響を及ぼす影響が高いでしょう。

一番の理想は「今まで通りの企業活動を行いながら、かつ費用の削減が出来る」というコストカットの方法でしょう。しかしそのような都合のいいコストカットの方法は、なかなかある物では無いでしょう。

しかしこの「今まで通りの企業活動を行いながら、かつ費用の削減が出来る」というコストカットの方法が、実はあるのです。これは誇張でも無ければ、限定的な方法でもありません。

それは現在使っている電気を「新電力」に切り替えるという方法です。

新電力」は「電力自由化」により誕生した、従来の地方電力会社とは違う新しい電気会社のことです。新電力会社は地方電力会社よりも電気料金を安く設定している事がほとんどですので、それを利用すれば現在の電気料金を削減することが可能です。この話をすると、皆さん揃って「昼間は蛍光灯をつけない」だとか「冷房は25度に設定する」などのような、我慢を強いるような節電方法を思い浮かべますが、そのような我慢などは一切必要ありません。ただ電気を新電力に切り替えるだけで、電気代の大幅な削減が見込めるのです。もちろん切り替えにかかる費用などは、一切かかりません。無料です。

現在高圧電力を利用している工場、町工場、オフィス、自社ビルなどであれば、新電力に切り替えることで電気料金を大幅に削減することが可能です。工場電気ドットコムを利用された製造業の事例としては、一年間に電気料金を1,572万円使っていた工場が、削減後一年間で1,289万円の電気料金となりました。実に18%もの電気料金削減に成功したのです。また他では年間電気料金が984万円のところが、新電力にすることで年間電気料金846万円になりました。こちらは14%近くの電気料金削減に成功いたしました。これらはあくまでも、特に削減額が多かった例ですが、そうでない企業の場合でも、電気料金のおよそ8%前後の削減は可能です。これは年間で考えますと、およそ一ヶ月程度の電気料金が節約できるという事になります。

電気料金の内訳は、「基本料金」「電力量料金」「再生可能エネルギー発電促進賦課金」となります。「電力量料金」は使用した電気の量に応じて、変わってまいります。いわゆる「節電」というのは、使用する電気の量を減らして電気料金を減らしていくという考え方です。「再生可能エネルギー発電促進賦課金」は、太陽光発電や風力発電など、いわゆる再生可能エネルギーの促進のための費用となります。そして新電力は「基本料金」を独自に設定できます。信頼できる多くの新電力会社は、この「基本料金」を値下げすることで、電気料金全体の値下げを実現しているのです。

新電力」というと、今までとは違う電気が来るのでは無いか、という事を心配される方がいらっしゃいます。しかし送電線などは今までのものをそのまま使いますので、今までと全く同じ電気が使えます。オフィスの機械が使えなくなったり、停電が増えたりという事は一切ございません。それでいて電気料金は、大幅に安くなるのです。

今まで通りの企業活動を行いながら、かつ費用の削減が出来る」という事において、新電力切り替え以上の方法は、現状無いでしょう。一般的な「節電」を行いたいという方は、新電力に切り替えた後に節電を行えばいいのです。そうすればより電気料金が削減可能となります。

あまりにも上手すぎる話なので、信じられないという方もいらっしゃるかと思います。そのような時は工場電気ドットコムまでお気軽にご相談ください。またお見積りも受け付けております。ご相談・お見積りも無料にて受け付けております。少しでも自社のコストカットをしたい、とお考えであれば、まずはお気軽に工場電気ドットコムまでご連絡ください。日本全国どちらでも対応可能です。