節電とガマン

「節電」とは単純に言えば、「電気を節約する」という意味です。ではその節電の方法ですが、皆さんはどういった方法をイメージされるでしょうか?「電気を節約する」わけですから、当然電気をあまり使わないようにします。例えば使わない家電製品のコンセントは抜いておく、照明などは昼間使わないようにする、冷房の温度を2~3度あげておく、などなどでは無いでしょうか。確かにこうした行為は間違いなく「節電」だと言うことが出来るでしょう。

ところで今あげた行為には、実は「節電」以外にもある共通点があります。なんだかお分かりでしょうか?それは実は「我慢」をしないといけない、という事です。

例えば昼間照明を使わないようにする、という事で考えてみましょう。確かに昼間であれば明るいので、どうしても照明が必要という局面はあまり無いといえるでしょう。しかし全く必要ない、という事はありません。照明があった方があれこれ便利になる事はあります。オフィス内のちょっと暗い所にいる人にとっては、照明があった方が資料など読みやすくなるなど、色々と便利になる事があるはずです。また時間によっても照明の必要性は変わってきます。特に日中でも雨天の時などは、照明が必要という事もあるでしょう。そういった事を無視して、ただ節電のために「照明を消す」のであれば、それは我慢をしないといけない人が出てくるという事になります。

「冷房の温度を2~3度あげておく」もそうです。この方法は確かに節電には有効な対策です。しかしそのために部屋の温度も2~3度上がってしまうことになります。つまり暑さを「我慢」しないといけないという事です。近年日本の夏は猛暑とも言えるくらいに、気温が高くなっています。そうした時に冷房で部屋を涼しくしないで、暑さを「我慢」するのは体に悪い、というのは想像に難くないと思います。もし冷房を我慢することで熱中症などになってしまい、病院などに緊急搬送されるような事態になってしまった場合、入院費などが節電で浮いた金額よりも遥かに高くなってしまうでしょう。それでは節電の意味は全くありません。

他にも色々と考えられますが、とにかく一般に言う「節電」には「我慢」という行為が伴ってしまう、という事は間違いないといえるでしょう。それでは逆に「我慢しない節電」というのはあるのでしょうか?

まず考えていただきたいのですが、「節電」をする目的とは一体なんでしょうか?色々と細かい部分での違いはあると思いますが、基本的に節電といえば「電気代を安くする」ために行うものです。電気代は別に気にしないのに節電をしている、という人は、全くいないわけでは無いでしょうが、極めて稀だと言えるでしょう。そう考えると節電以外の方法で電気代が安くできるのであれば、そうした方がよっぽど楽に出来るということになります。しかし節電以外の方法で電気代を安くすることは、出来るのでしょうか?

電気代を安くする方法は、実はいくつもあります。その中でもっとも簡単に確実に行える方法が「電気会社を切り替える」というものです。実は電気代は電気会社によって、それぞれ違っています。電気の利用量が全く同じでも、会社やプランによって電気代は全然違っているのです。A社では20,000円だった電気代がB社では15,000円になる、という事は普通に起きてしまうのです。

この時に大切なのは、現在の自分の暮らし、電気の使い方に合わせたプランを選ぶということです。例えば日中は外出が多く夜間などに電気を多く使うという方は、夜間プランを。逆に夜はすぐに寝てしまい、昼間の方が電気を多く使うという人はそれに合わせたプランを選ぶのが大切です。

特に企業であれば、そうした選択肢もより多くなります。例えば製造業であれば、製造業に特化した電気会社のプランを選べた、電気代が年間で10%とか15%も安くなることがあります。そうした電気会社をいかにして見つけていくか、ということが最大のポイントとなってきます。

私達工場電気ドットコムでは、特に製造業の電気代切り替えをサポートいたします。既に製造業で電気代が安くなる会社やプランをリストアップしていますので、現在の状態に合わせてご提案させていただきます。切り替えのサポートや見積もりの提出なども、全て無料にてお手伝いしております。

我慢する節電はもう大変だ、とお考えの企業はまずはお気軽にご連絡ください。