2020年9月の電気料金は値下げ

今年2020年9月の電気代ですが、大手電力会社全社にて値下げとなる、というニュースがありました。

NHK NEWS WEB:9月の電気・ガス料金 全社で値下げに

このうち、
大手電力各社のことし8月分と比べた値下げ幅は、
使用量が平均的な家庭で、
▽沖縄電力が213円、
▽北海道電力が210円、
▽東京電力が176円、
▽中国電力が127円、
▽四国電力が122円です。
また、
▽東北電力が115円、
▽北陸電力が110円、
▽中部電力が91円、
▽関西電力が55円、
▽九州電力が37円の値下げとなります。

電気代が値下げとなった理由は、以前同様に新型コロナウイルスの影響により原油価格が下がったためです。つまり燃料調整費用が値下げになったから、ということになります。

以前この工場電気ドットコムのコラムで、「2020年は電気代が値上がりするかもしれない?」という内容でコラムを書きました。

2020年に電気代が値上がりするかもしれない?という話

この時には当然新型コロナウイルスのことは全く予想できませんでしたし、また当然オリンピックも行われるという前提でしたので、電気代が値上げするのでは無いか?と書いたのですが、そうした値上げ要因が無くなったばかりで無く、燃料調整費用も下がったので、これだけ値下げが続いているのだと思います。正直予想が外れて良かった、と思っています。

しかしこれも何度か書いていますが、燃料調整費用は上がったり下がったりする価格です。今は確かに下がっていますが、逆に考えるといつまた原油価格が値上がりするか分かりませんし、それに伴って燃料調整費用が値上がりするかも分からないのです。

今回の電気代値下げは確かに嬉しいニュースです。しかしそれに一喜一憂せず、確実に電気代を値下げすることが出来る方法、つまり電気代基本料金の値下げを検討されてはいかがでしょうか?