電気には必要不可欠 知っておきたい電力メーターについて

各家庭・各工場には、上の写真のような形をした電力メーターがあります。ではこの電力メーターとは、一体どのような役割をもっているのでしょうか?

電力メーターとは

そもそも電力メーターとは、電気の使用量を計るための装置です。契約をしている電力会社の係員が定期的に訪れて、電力メーターに表示された数字を読み取り、その値を元にして毎月の電気料金が決まるのです。

電気メーターに表示される数字は、計測するたびにゼロになるわけではありません。今月表示されている数字から先月表示されていた数字を差し引いた値が、今月の電気の利用量となるわけです。

例えば今月電気メーターに表示されている値が「200」で、先月の値が「150」だった場合、差し引いた「50」が今月の電気利用量(kWh)になるわけです。

電力メーターの種類

電力メーターにはいくつかの種類があります。その種類と仕組みを見ていきましょう。

アナログ式誘導型電力量計
昔からある、おなじみのタイプの電気メーターになります。透明なカプセルを使っているので、中にある機械が見えたりしますね。中で回っている円盤は「アラゴの円盤」と呼ばれていて、電気が使用されると早く回るという特徴があります。知人の家にいったけど誰も出てこない時など、この円盤が回っているかいないかで、室内にいるかどうかを判断した経験がある方なども、いらっしゃるかもしれません。

このアナログ式では、上にも書いたようにアラゴの円盤の回転数で、使用電力量が測定されるという仕組みになっています。そのため中にはこの円盤をいじって回転数をコントロールしてしまう人もいるようですが、これは間違いなく犯罪行為になります。絶対にしないでください。

電子式電力量計
この電子式電力量計は、機械に内蔵された電子回路で使用電力量を測定しています。液晶画面に使用電力量が表示されるのが特徴です。アナログ式と比べて、精度が良いのが特徴で、どの時間帯にどれだけの電気を利用したか、という細かいデータもわかるのが大きな特徴です。このタイプの電気メーターは、いわゆるオール電化住宅によく設置されています。
しかし機械が故障した場合などには、データ自体が確認できなくなってしまう、というデメリットもあります。

スマートメーター
上記二種類の電気メーターに代わって、今後新しく各家庭・工場などに設置されていくよう進められているのが、このスマートメーターです。その最大の特徴は、電気の使用量がリアルタイムで電力会社へ送信されて、記録されている所でしょう。そのためいままでは定期的に各家庭に来ていた検針員が必要なくなり、システムの合理化が実現されるのです。

電気使用量がリアルタイムで電力会社に送信されるので、電気の使用量の結果などを一部電気会社のWEBサイトなどで確認することも可能です(各電気会社にご確認ください)。これを確認することが出来れば、どの時間帯に電気を使っているのかということが一目瞭然になるので、節電対策などにも役に立つようになります。

スマートメーターのこれから

このスマートメーターは、今後2023年までに全ての世帯へ導入するよう、計画が建てられています。交換や機械の費用などは、一切必要ありません。なぜならスマートメーターは各電力会社の所有物だからです。取替に関しても、家庭や工場内の電気配線などを変えるような事は一切ありません。いままでのメーターと取り替えるだけですので、工事なども必要ありませんし、取り付けの間も電気は今まで通り使うことが出来ます。

まとめ

工場電気ドットコムで電力の切り替えをされる場合、電力メーターをスマートメーターに交換させていただきます。もちろん上に描きましたように交換費用や機械の費用などは一切必要ありません。工事なども短時間で終わりますし、その際電気を利用されたままで大丈夫です。
ただしごくごく稀にですが、配線の状態によっては電源を落とさないといけないケースがあります。その場合は事前にお知らせいたしますので、どうぞご安心ください。

これからはスマートメーターを通じて、自身の家庭や工場などの電力使用量を細かくチェックしていき、電力使用量をコントロールして節電をするような時代が来るかもしれませんね。