最近話題の町工場

町工場と言うと、やはり街中にある小さな工場をイメージされる方がとても多いようです。
ところで実は最近「町工場」が、テレビなどでちょっとした話題になっていた事をご存知でしょうか？

まず最近話題になったのが「マチ工場のオンナ」というドラマです。

2017年の11月からNHKで金曜日の22時に放送されていました。ご覧になられた方も多いのでは無いでしょうか？

急死した父親の後をついで、町工場の社長になった主婦が主人公のドラマです。工場の社員達からは反発を受けるし、また工場も経営危機になったりして、そこをどう乗り越えていくのか？というストーリーだそうです。

ストーリーを見るかぎり、同じような苦境に立っている町工場の方もいらっしゃるのでは無いでしょうか？そんな中、様々な苦渋の決断をおこなっていく主人公を、内山理名さんが好演したようで、ネット上での感想も、とても評判がいいみたいですね。視聴者の方から多くの共感を得たということでしょう。

もともとは諏訪貴子さんという方が書いた「町工場の娘　主婦から社長になった2代目の10年戦争」が原作だそうです。

どうやらご自身の体験をもとに、本を書かれたようですね。興味を持たれた経営者の方は、是非この機会に本を読んでみてもいいかもしれませんね。
テレビの方は、いずれ再放送やDVDの発売があるかもしれません。気になったら是非見ておきたいですね。

そしてもう一つ話題になった町工場が「下町ロケット」です。

2015年秋にTBSで放送されました。
こちらは元々宇宙開発の仕事をしていた主人公が、やはり父の死をきっかけにして父が経営していた町工場の後を継ぐ、というお話です。

元々は池井戸 潤さん原作の本でしたが、その面白さから、何度かドラマ化されて話題にもなりましたね。

こちらは宇宙開発用の部品をめぐって、様々な人たちの思惑が交錯する重厚なドラマになっていました。見ていて引きこまれた方も多いのでは無いでしょうか。ネット上でも、やはり毎回楽しみに見ていた方が多いようで、次回が待ちきれないという感想が多く見られます。そのせいか、平均視聴率18.6％と、かなり高い数字を記録していますね。調べてみたところ、どうやらドラマの続編も決定しているようで、そちらも楽しみです。

さきほどの「マチ工場のオンナ」同様、こちらの主人公も父親が経営する工場を継いだ「二代目」です。偶然のようですが、面白いですね。やはり今の町工場には、こうした二代目・三代目の経営者の方が多いのでは無いでしょうか？そうした世相を反映したうえで、主人公を「二代目経営者」としているのかもしれませんね。