神奈川県の工場にお教えしたい電気料金の現状

神奈川県について

神奈川県は関東地方の南にあります。県庁所在地は横浜市となります。人口は東京についで、第二位となっています。いわゆる京浜工業地帯の一角で、多くの企業、工場があり、都市化・工業化が進んでいます。工業だけでは無く、横浜市は観光地としても有名です。他にも鎌倉市や小田原市、箱根町など、観光地も多くあるのが特徴です。

神奈川県の工業に関しては、化学工業の分野が東京や愛知などを抜いて、全国一位となっています。また神奈川県内の製造品出荷額は、愛知県についで全国二位となっています。港も多く、横浜港、川崎港、横須賀港の3つの港の貿易額は、輸出が全国のおよそ13%、輸入が全国の9%となっています。

そんな神奈川県にある工場・町工場の皆様にお伝えしたいのは、電気料金の現状です。

電気料金の現状

常日頃、電気料金を気にされている方は既にお気づきかもしれませんが、実は2018年夏くらいから現在、2019年まで、電気料金は大幅な値上がりを続けています。この値上げのポイントとなるのが、電気料金の中に含まれる「燃料調整費」という項目になります。

燃料調整費」とは、火力発電などで利用する原油や石油などを、海外から購入するための費用なのですが、現在これが値上げを続けています。この燃料調整費は電気の使用量に応じて加算される仕組みとなっています。ですので電気を使えば使うほど、燃料調整費が多く加算されますし、また先月と同じ電気の使用量であったとしても、燃料調整費それ自体が値上げになっているために、結果として電気料金が値上げになってしまう事になります。

特に企業や工場などのように、電気を大量に使う場合、この燃料調整費はかなりの負担となってしまいます。そして現状では、この燃料調整費の値上げは、まだしばらくは続くものと思われます。

燃料調整費だけではありません。「再生可能エネルギー発電促進賦課金」と呼ばれる、再生可能エネルギー(太陽光発電、風力発電、波力発電など)への促進のための費用も値上げを続けています。

さらに2020年には「発送電分離」が行われます。「発送電分離」が行われる名目は「電力の自由競争を促し、電気料金の値下げを図る」という事になりますが、しかし実施されてからしばらくは混乱が起きるでしょう。結果として、しばらくの間は電気料金が値上がりする可能性が非常に高いと思われます。さらに2019年には消費税増税も控えていますので、これから数年の間は、電気料金の値上がり傾向が続いていくものと思われます。

このような時期ですので、企業や工場の皆様はコスト削減のために、少しでも電気料金を値下げしたい、と思われるのは当然かと思います。私達工場電気ドットコムでは、そのような皆様のお手伝いをさせていただいておりますが、ここまで値上げ要因が重なると、皆様のご期待に添えるような値下げ額をご提案できないこともございます。でもだからこそ、一時的なキャンペーンや割引などの安易な方法では無い、電気代基本料金の部分を値下げしておくことが大事となってきます。そして基本料金を値下げするには、工場電気ドットコムでオススメしております、新電力への切り替えが、もっとも確実な方法である、という事になります。

現在の段階で基本料金を値下げしておけば、いずれ燃料調整費などが下がり始めた段階で、より大きな値下げ効果が出ます。また電気料金全体が値下げ傾向となった時に、またそこから更に基本料金の値下げが可能ですので、結果的により長い期間で大きな値下げが可能となるのです。

少しでも電気料金について心配な工場、企業の皆さんは、工場電気ドットコムまでご相談ください。ご相談、お見積りは完全無料にて受付しております。