立川市の工場にお教えする電力のピークカットについて

立川市について

東京の立川市は、多摩地域のほぼ中央部に位置する街です。JRの中央線、南武線、青梅線と3つの線が乗り入れているために、立川駅は多摩地区最大の電車乗車人員数となっています。またJRの他にも多摩モノレールも南北を貫いています。そのため商業施設やオフィスが多く集積しているだけでなく、駅から少し離れると住宅街が広がっており、人口も400万人となっています。

駅から遠く離れると畑なども見られます。立川の特産品は「ウド」で、都内での生産量は最大を誇ります。また昭和記念公園や、立川広域防災災害基地などの立川飛行場の跡地を利用した基地、施設などもいくつか存在しています。

立川はもともと甲州街道や五日市街道など、いくつかの街道に沿った街ではあったのですが、1889年に甲武鉄道(今の中央線)が新宿から立川間で開業したことで、人口も増え発展していくこととなりました。また1922年には立川飛行場が設置されたこともあり、飛行機関連の工業も発展していきました。

そんな立川の工場、町工場にお教えしたいのは、電力のピークカット化についてです。

電力のピークカット化とは

電気料金の決まり方ですが、まず使用電力量の中から30分おきに平均値が算出されます。それら使用電力量の平均値の中で、過去一年分の中から一番高い数値が、従量料金単価として決定される仕組みとなっています。つまり電力使用量の最高値、「ピーク」が電気代を決定する大きな要素となるということです。

普段どんなに電気を利用しない生活をしていても、ある一日のある特定タイミングで、大量の電気を使ってしまったら、それが電気代のベースとなってしまうということです。考えてみると、ちょっと不思議な仕組みかもしれません。

そこに着目して、電力の最大使用量「ピーク」を減らすことができれば、電気代を下げることが可能です。これが「ピークカット」の考え方です。また似たような考え方で、電力の最大仕様時間をほんの少しずらして、同様に電気代を下げようというのが「ピークシフト」となります。

一般的に電力の最大使用量は、大体お昼すぎになる傾向があります。オフィスや工場などでは機械を一番利用しますし、また冷暖房も一番必要な時間帯だからです。なのでそのタイミングを見計らって節電をする、例えば照明をいくつか落としたり、冷暖房の設定を少し上げたり下げたりする、という事をして、使用電力量を下げて電気代の値下げをする、これがピークカットです。

ピークシフトの場合は電力使用量のピークを「ずらす」わけですから、例えば昼間にはあまり作業をしないようにして、朝や夕方に作業をする、あるいは工場の稼働時間を夜中にずらしたり、夜間のうちに充電などをしておいてそれを昼間利用する、などなどです。

ピークカットを実現するためには

ここまでの説明で、「ピークカットをすれば電気代が下がるんだ。よしやろう!」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。実際ピークカットは電気代のコストカットにとっては、大変有用な方法ですし、また効果も大きいといえるでしょう。しかし問題が一つだけあります。それは「電力使用量のピーク」をどうやって知るのか?という事です。

電力使用量はそれこそ秒刻みに変化していきます。常に変動しているものです。その中から「今が電力使用量のピークだ」というのを見極めるのは、実は難しいことでは無いでしょうか。確かに上に書いたように、オフィスや工場などでは大体お昼すぎにピークを迎える傾向がありますが、あくまでも「傾向」です。ご自身の会社や工場の電力ピークが、そのとおりになるという保証は、実はどこにもありません。

実際にピークカットのための、専用のシステムやツールが存在します。それを利用すれば、電力使用量のピークが簡単に分かるようにはなるのですが、それでもそのシステムを常時監視していないとなりません。ピークカット、ピークシフトは確かに電気代のコストカットのためには有用な方法ですが、それにはかなりの手間が必要になってくることを、理解された方がいいでしょう。

それほどの手間をかけるくらいであれば、工場電気ドットコムでご提案している、新電力への切り替えを実行された方が、手間もかからずに電気代のコストカットが実現できます。新電力へ切り替えることで、電気代の基本料金自体を値下げすることが出来ますので、どなたでもお気軽に電気代のコストカットが可能です。もちろんそこから更にピークカットをすることで、より電気代を抑えることも可能です。

まずは工場電気ドットコムまで、お問い合わせください。お問い合わせ・お見積もりは無料にて随時受付をしております。