2019年9月8日に襲来した台風15号に端を発した千葉県の大停電ですが、9月25日なってようやく、全面的に解消されました。しかしそれはあくまでも高圧電気の停電が解消された、ということです。電柱などから家庭に電気を入れる線などが破損したような、個別の停電については、まだ解消するまで今しばらくかかりそうです。
停電情報「なし」も千葉では146軒が停電中 東電に理由を聞いた
東京電力ホールディングスは9月25日、台風15号の影響でいまも千葉県内で146軒が停電していると発表した。一方、東京電力パワーグリッドが運営する「停電情報」ページにはそれが表示されず、利用者から戸惑いの声も上がっている。
東京電力ホールディングスによると、146軒のうち香取市など6市にまたがる19軒については27日までの復旧を見込んでいるという。一方、千葉市緑区や君津市など9市区の127軒については復旧のめどが立っていない。
26日も復旧作業、千葉・停電なお続く 600戸で通電が確認できず
台風15号に伴う千葉県内の停電は、26日も復旧作業が続いた。停電が解消したとされる地区でも「隠れ停電」が発生し、東京電力や自衛隊が状況の把握を進めている。
東電によると、25日午後1時時点で、富津市や君津市、鋸南町など10市町の計146戸で停電が続いていた。
少し古い記事ですので、現段階では復旧は進んでいるかと思います。しかし、被災者の方々はまだまだ不安かと思います。特に季節は秋ですので、これからまた新しい台風が来る可能性などを考えると、一日も早い完全復旧が待たれます。
特に今回の停電被害地域は奥深い山の中などが多く交通なども不便なので、作業などもかなり難航しているかと思われます。作業員の皆さまは、くれぐれも危険の無いよう安全確実に作業を行っていただきたいと思います。
そしてもはや私たちの生活にとって、電気は無くてはならないものだと言うことが、より明確になったと思います。ほんの数日電気が止まっただけで、生命が危険にさらされてしまうのです。これからはより安全により確実に電気が供給されるような、電気の供給体制を考えていかないといけないでしょう。