9月末から10月にかけて、大型で強い威力の台風24号が日本列島を縦断していきました。9月初旬に関西地区を襲った台風21号に勝るとも劣らない威力とのことで、各地域の方はどのような被害が起きるのか、戦々恐々だったのでは無いかと思います。
風雨の威力もかなりのものでしたが、今回やはり多くの停電被害が発生いたしました。
#台風24号
午前6時現在の全国の停電状況をお知らせします。
いずれも高圧線断線、倒木等によるもので、変電所等の主要設備での被害は発生していません。
病院等の重要施設の停電の報告はありません。
以下順不同で報告します。(続く)— 世耕弘成 Hiroshige SEKO (@SekoHiroshige) September 30, 2018
(続き)
中部電力管内
愛知211,900戸、岐阜900戸、三重35,400戸、静岡572,400戸、長野県23,000戸
4,100名体制で復旧対応中。 (続く)
#— 世耕弘成 Hiroshige SEKO (@SekoHiroshige) September 30, 2018
(続き)
東京電力管内
茨城69,100戸、栃木6,300戸、群馬1,500戸、埼玉19,000戸、千葉県102,900戸、東京都47,700、神奈川152,600戸、山梨37,900、静岡46,600戸。約4,700名体制で待機・復旧対応中。
(続く)— 世耕弘成 Hiroshige SEKO (@SekoHiroshige) September 30, 2018
(続き)
九州電力管内
長崎100戸、熊本700戸、大分100戸未満、宮崎27,800戸、鹿児島84,400戸
約4000名体制で待機・復旧対応中。
(続く)— 世耕弘成 Hiroshige SEKO (@SekoHiroshige) September 30, 2018
(続き)
沖縄電力管内
約91,830戸
約1800名体制で待機・復旧対応中。
(続く)— 世耕弘成 Hiroshige SEKO (@SekoHiroshige) September 30, 2018
(続き)
関西電力管内
大阪40戸、京都510戸、奈良200戸、滋賀880戸、和歌山13,880戸、三重の一部1,520戸
約12,000名体制で待機・復旧対応中。
(続く)— 世耕弘成 Hiroshige SEKO (@SekoHiroshige) September 30, 2018
(続き)
四国電力管内
徳島10戸未満、高知200戸、愛媛1,600戸、香川500戸
約1,200名体制で待機・復旧対応中。
(続く)— 世耕弘成 Hiroshige SEKO (@SekoHiroshige) September 30, 2018
(続き)
中国電力管内
鳥取100戸未満、岡山100戸未満、広島100戸、山口300戸
約2,500名体制で待機・復旧対応中。
(了)— 世耕弘成 Hiroshige SEKO (@SekoHiroshige) September 30, 2018
日本中の多くの街で、今でも停電が発生しているのが、分かるかと思います。そして台風の威力の大きさを、改めて認識させられます。
さて台風の時には、もちろん停電が心配されるのですが、それ以外に電気関連で気をつけておかないといけないことがあります。以前も書いたのですが、また改めて書いていきたいと思います。
停電
まずやはりなんといっても、停電に備えないといけません。上にもあるように、今回の台風24号でも、実に多くの家庭で停電が発生しています。台風はあらかじめある程度の進路が予測できますので、台風に備えて懐中電灯の準備や、スマホやノートパソコンなどの充電を行っておくといいでしょう。ラジオなども準備しておくと、より安心できるかもしれません。
また実際に停電になってしまった場合、それまで使っていた電気器具などのコンセントを抜いておきましょう。停電から復旧した時に、いきなり電気器具に電気が通るために火災などが発生してしまう場合があります。コンセントだけでは無く、ブレーカーを落としておくのも、予防策としては最適でしょう。
浸水・洪水
家の近くに河川などがあると、反乱をして家が浸水してしまう恐れがあります。また都会でも、下水道から水が溢れてしまい、浸水してしまったという話も聞きます。もしも家に浸水してきてしまったら、まずは家電製品のコンセントを抜いておきましょう。そうしないと漏電が発生する危険性があります。停電の時同様に、ブレーカーを落としておくのも効果的です。浸水などで避難をする時も同様に、全てのコンセントを抜きブレーカーを落としてから、避難をするようにしましょう。電気が復旧したさいに、火災が発生することを防ぐことが可能です。
また浸水や洪水、雨漏りなどで電化製品が濡れてしまうことがあります。そのような場合、完全に乾いてから、コンセントを入れるようにしましょう。もし電化製品の中が濡れていたりすると、そこから漏電を起こしてしまう可能性があります。一番いいのは、専門の電気屋さんなどに確認してもらうことです。しっかりと安全を確認してから、使うようにしましょう。
台風が過ぎた後も…
特に大きな被害も無く、台風が過ぎ去った地域の方でも、まだ安心はできません。風の影響で電線などが切れてしまい、それが水たまりをつたわって感電を起こしてしまう可能性もあります。台風の後に切れた電線などを発見したら、すぐに地域の電力会社に連絡をしましょう。
また風で飛んできた太陽光パネルなどにも、近寄らないようにしましょう。太陽光パネルは日光があたれば、いつでも発電を開始します。その際に地面が濡れているようであれば、そこから漏電してしまう可能性が十分にあります。こちらもすぐに電力会社などに、連絡をするようにしましょう。
最後に
日本は台風や地震などの災害が多い国です。台風は特に、あらかじめいつどの辺りに来るのかの予想が、比較的立てやすい災害でもあります。ご自身のお住まいの地域に、少しでも台風接近の危険性が出てきているのであれば、迷わずに台風に備えるようにしましょう。
今回の台風24号の被害にあわれた方には、心よりお見舞いを申し上げます。