荒川区の工場にお教えする高圧電力について

荒川区について

荒川区は東京23区の北東部に位置する区です。いわゆる「下町」の色合いを多く残す街です。もともとは隅田川には荒川の本流が流れていたのですが、1965年に荒川放水路が荒川の本流となって以降、隅田川の名前となりました。

荒川区は江戸時代には農村でしたが、川に隣接しているという特性のため、明治以降多くの工場や町工場が建設され、工場の町となっていきました。そのため、工場や町工場は多く、特に印刷や金属製品の製造、衣服など生活に密接に関連した産業が多くあります。

荒川区内で最も多い工場は金属製品の製造業関連で、全体の14%にのぼります。また数はやはり高度経済成長時代の昭和46年をピークにして、その数は減少傾向にあります。

そんな荒川区の工場の皆さんに是非知っていただきたいのが、「高圧電力」についてです。

高圧電力とは

私達が普段使っている電気には「高圧」と「低圧」の二種類があります。契約電力が50kw未満のものを「低圧電力」と呼び、50kw以上のものを「高圧電力」と呼びます。

高圧電力は大規模な施設で使われることがほとんどです。デパートや高層ビル、ホテルやマンションなどの大型ビル、そしてショッピングモールやアミューズメント施設、学校などの大型施設。そして工場や町工場、製作所などです。

大量の電気を利用するような施設の場合、この高圧電力が利用されることがほとんどです。高圧電力よりも低圧電力の方が、長い目で見た場合には電気代が安くなります。ですので大量に電気を使うような大型施設などには、高圧電力が利用されるのです。

高圧電力を利用する場合、施設内に変電設備が必要になってきます。ビルや工場などであれば、施設内の一室がまるまる変電設備になっているような場合があります。そうでない場合、敷地内に小型の変電設備が建っているかと思います。いわゆる「キュービクル」と呼ばれるものです。この変電設備を通すことで、高圧の電気を施設内や工場で利用可能な電圧に変換することが出来ます。また法律上、専門の管理者(電気主任技術者)が必要となってきます。ここをご覧の皆様の工場にも、やはり電気主任技術者がいらっしゃるのでは無いでしょうか。

この「高圧電力」は、実は「低圧電力」よりも早く電力自由化が行われました。まず最初に電力自由化が行われたのは、「高圧電力」よりも電圧が更に高い「特別高圧」と呼ばれる電力です。これは一部の巨大工場や巨大ビルディングなどで使われています。それから、皆様の工場やビルディングなどの「高圧電力」となり、最後に一般家庭などで使われる「低圧電力」が自由化されました。

また高圧電力は、低圧電力よりも新電力による電気代の削減幅が大きくなります。つまり高圧電力を利用されている工場や町工場、ビルディングなどであれば、私達工場電気ドットコムを通して新電力に切り替えていただければ、大幅な電気代削減が期待できるのです。

基本料金であればおよそ30~40%の削減が、また電気料金全体で見るとおよそ8%もの電気代の削減が十分可能です。

荒川区の工場や町工場の方で、高い電気代にお悩みの企業様がいらっしゃいましたら、まずは私達工場電気ドットコムまでお問い合わせください。きっとご満足できる電気代の削減をご提案させていただきます。

お問い合わせ・お見積りは無料です。まずはお気軽にご連絡ください。