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サマータイムと節電

2018年8月13日 公開

カテゴリー:省エネ・節電

2020年の東京オリンピックでの酷暑対策として、サマータイムを導入するべきなのでは無いか?という話が出てきました。

その是非は一旦置いておくとして、「サマータイム」とは、一体どういう意味なのでしょうか?

サマータイムとは?

サマータイムとは、主にヨーロッパを中心に導入されています。夏は日の出の時刻が早まりますが、それに合わせて時計の時間を1時間進めておき、少し早起きした分夕方の時間をゆっくりと有効活用しよう、という仕組みのことです。

確かに夏は太陽が朝早く出てくるので、それに合わせて少し早起きする、というのは合理的に思えますよね。夕方の時間も仕事が早く終るわけですから、少しゆっくりできるかもしれません。とはいえ、日本では今まで導入されていなかったわけですから、いきなり導入されると混乱が起きる可能性もあります。

…と書きましたが、実は日本でもかつてサマータイムが導入されていたことがあります。それは1948年から1951年の3年間の間、第二次大戦後に日本がまだアメリカに占領されていた時代です。もっともこれはアメリカに占領されていたため、アメリカ同様にサマータイムを導入していた、というだけであり、実際日本の主権回復に伴って、日本でのサマータイムは廃止されました。

現代の日本でのサマータイム導入の是非については後で紹介するとして、サマータイムでは一体どれくらいの節電効果が見込めるのでしょうか?

サマータイムの節電効果

サマータイムは通常よりも1時間ほど時計を早め、生活を送る制度です。という事は夕方も一時間早く訪れるわけですが、その分まだ明るいので照明などをつける必要が無くなります。また朝の涼しい内に仕事などに入るため、その分の冷房が必要なくなるという見方も出来ます。

そう考えていくと、サマータイムの導入でかなりの節電が出来るのでは無いか?と考えてしまいますた、実際問題サマータイムを導入することで、どれくらいの節電効果が見込めるものなのでしょうか?…と言っても、日本では上に書いたように戦後のほんの一時期だけでしか実施されていないので、データがありません。海外のデータになりますが…

日経トレンディネット:”省エネ”だけでは判断できない、「サマータイム」の有効性

これについては米国内外いくつも調査があるが、古すぎたり、調査対象が偏りすぎているなど、包括的に行われたものがあまり見当たらない。米国でもっとも有名なのは1975年に運輸省が行った調査で、これによるとサマータイムの実施によって、米国内電力総使用量が1%減少したという結果が出ている。

最近では、2008年に発表されたエネルギー省の調査がある。前述した2007年のサマータイム期間の拡大による影響を調べたものだ。これによると、延長された期間中、米国内電力総使用量は1日当たり0.46~.48%減少した。これを微々たるものだと考えるか否かは意見の分かれるところだろう。

アメリカでは国内電力の総使用量が、一日あたり0.46~.48%減少したということです。リンク先では「意見の分かれるところ」としていますが、「節電効果」としては、正直微妙なところでは無いでしょうか。

朝を一時間早くして、夕方を一時間早く終わらせる」という説明だけ聞くと、なんだか節電にも効果がありそうな気がしますが、でも良く考えてみると日中に活動をする時間は、普段と全く変わらないわけです。一時間早く出社したとしても、冷房をつけるのが一時間遅くなるだけ、朝から暑いような日であれば結局出社してすぐ冷房をつけることになるわけですから、電力の使用量としてはそんなに変わりありません。工場や町工場などでは、始業とほぼ同時に機械を動かさないといけないわけですから、尚更ですよね。

「節電」という事で考えるのであれば、1時間だけずらすという事では無く、それこそ工場であれば真夜中に機械を動かせばピーク時の電力使用量が減りますので、確実に電気代基本料金が下がることになります。

サマータイム導入の是非

節電効果は抜きにして、現代の日本でのサマータイム導入は可能なのでしょうか?

結論から言ってしまうと、ほぼ「不可能」だと思います。

戦後すぐの時代であれば、文字通り「時計の針を進める」程度の作業で、サマータイムに対応は出来たでしょうが、現在では多くのコンピューター機器や、システムがあります。それらの時間を全て1時間進めないといけないわけです。もともと日本にはサマータイムという習慣が無かったので、そうした時間をいじるという行為に対して、システム自体が対応するよう作られていないのです。コンピューターのバグなども、多く発生して大混乱になるでしょう。コンピューターの2000年問題がありましたら、あれ以上に確実に大きなトラブルが発生するといえるでしょう。

また時計を一時間進めた場合、電車やバス、飛行機などのダイヤも合わせて変更しないとなりません。それを考えただけでも、膨大な手間が発生することになります。宅急便などの時間指定配達も通常の時間とサマータイムどちらに合わせるのか、時計が一時間変わることで生活のリズムも変わるわけですから体調に悪影響が出てきてしまう人もいるでしょう…などなど、考えれば考えるほど日本でのサマータイム導入には、多くの課題が考えられます。

まとめ

日本でのサマータイムは、まだ「検討」に入った段階です。上に書いたように、日本で導入するにはかなりのハードルがありますので、そう簡単には導入されないでしょう。

もちろん一企業が、企業の中だけで試験的にサマータイムを導入するのは、特に問題ないと思います。ただその場合でも、書きましたように「節電」の効果は、それほど期待できないと思います。「節電」を期待してサマータイムを導入するのであれば、それこそ最低でも6時間は時計をいじる必要があるでしょう。

しかしそこまでして節電を考えるのであれば、私達工場電気ドットコムを通じて新電力に切り替えれば、電気代基本料金を節約して電気料金を削減することが可能です。この機会に是非ご検討されてはいかがでしょうか?


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