現代社会に生きる私達にとって、もはや電気は無くてはならない物です。もしも電気が使えなくなってしまったら、私達の日常生活は成り立たなくなってしまうでしょう。しかし現実には、電気にまつわるトラブルは、実に数多く存在いたします。そこで今回は電気のトラブルと、それの原因や対処法などについて書いていきたいと思います。
停電
電気のトラブルというと真っ先に思い出すのが、この「停電」でしょう。停電とはなんらかの原因で、電気が使えなくなってしまう事です。例えば停電によって真夜中に照明が消えてしまったり、使用中の電気機器などが使えなくなってしまったり、そのような経験がある方も少なくは無いのではないでしょうか。しかし単純に「電気が使えなくなる」と言っても、実はその原因は多種多様に及びます。
発電所が原因による停電
まずは停電の原因が発電所によるもの、つまり電所に何らかのトラブルが発生したような場合です。このような発電所に原因がある停電の特徴は、そのほとんどが災害などに伴って起き、かつ広範囲に渡るという事でしょう。
記憶に新しいところでは、2018年9月に発生した北海道胆振東部地震に伴って、北海道全域で大規模停電が発生いたしました。これは大地震により一部発電所が停止したために、電気の需要と供給のバランスが崩れてしまったことが主な原因とされています。これなどは災害が引き金となって停電になったパターンと言えるでしょう。また2011年の東北地方太平洋沖地震に伴う東京電力福島第一原発事故により、関東一円ではいわゆる計画停電が実施されました。これも災害由来による停電だと言えます。
こうした発電所に原因がある停電では、停電の範囲が広くなり、時間なども長引くという特徴があります。逆に近所では電気が使えているのに自分の家だけ、あるいはオフィスだけ停電が起きている、というような場合は、それぞれの家庭やオフィスに原因があるという場合がほとんどだといっていいでしょう。
発電所トラブルによる停電の場合、こちらからの解決方法は基本的にありません。トラブルを起こした発電所が復旧しない限りは、停電が続くことになります。夜中に停電が起きることに備えて、懐中電灯やロウソクなどのような、簡易な照明器具は何かしら持っておいた方がいいかもしれません。また先程も書きましたとおり、こうした発電所原因の停電は、そのほとんどが災害に伴って発生いたします。なので、そうした災害などの情報収集のためにも、電池で動くラジオなどを常に準備しておいた方がいいでしょう。
送電線トラブルによる停電
続いてが、送電線トラブルによる停電です。「送電線トラブル」といいますが、簡単に言ってしまうと、「送電線が切れてしまう」という事になります。送電線が切れることは、実は結構事例があります。まず台風や大風などで障害物が風に乗って飛んできて、それが送電線を切ってしまう場合が考えられます。また大雪などが降ると、雪の重みで送電線が切れてしまう場合があります。また毎年夏になると雷が鳴りますが、その雷が送電線に落ちるとショートして、電線や変圧器などを破壊してしまう場合があります。
他にも大地震などで電柱が倒れてしまった場合、それに伴って送電線が切れてしまう事があります。また交通事故などで車両が電柱にぶつかった場合、電柱が倒れた影響で送電線が切れてしまう可能性があります。道路工事などで大きな作業車などがなんらかの作業をしている際に、誤って送電線に接触したり送電線に傷をつけたりする可能性も、十分考えられます。また火事などが発生した場合、その火によって送電線が破損する事もあります。送電線が破損しなくとも、消火活動を行うために、一時的に電気がストップされる場合があります。
このように送電線が切れたり破損したりするなどして停電が発生する可能性は、実はかなり高いと言えます。そしてこうした送電線が原因による停電も、やはり復旧までに時間がかかってしまう事がほとんどです。
またもしも皆さんが街中で切断された送電線などを見かけることがありましたら、決して近づかないようにしてください。うかつに送電線に近づくと感電してしまう恐れがあります。特に台風の後などは、濡れた地面を伝わって高圧の電気が流れてくる可能性もあります。もし切れている送電線を見つけたら、慌てずに近くの電気会社に連絡するようにしてください。
各家庭・オフィス・工場などに原因がある停電
続いては各家庭やオフィス、工場など、電気を利用している環境それぞれに原因がある停電の場合です。これを詳しく見ていくと、電気の使いすぎやあるいは漏電などが原因でブレーカーが落ちてしまった場合。住居やビル、工場など建物内の配線がショートしてしまった場合。単純に照明などの寿命が尽きてしまって、つかなくなってしまっただけの場合。電気料金未払いのため、電気が止められてしまった場合など、実に多岐に渡ります。停電を解消するには、それら個々の原因を解消していく必要があります。当然ですが、復旧までの時間はそれぞれ変わってきます。
一般にブレーカーは、一度に使用できる最大電気量を超えて電気を使用した場合に、落ちるようになっています。そしてブレーカーが落ちてしまった場合は、ブレーカーを再度「入」にする必要があります。その際には各電気機器のスイッチを一旦切ってから、ブレーカーを「入」にしましょう。そうしないと復旧した電気が瞬間的に大量に流れて、電気機器がショートを起こす可能性があります。またブレーカーを戻した後は、何が原因でブレーカーが落ちたのかを考え、その機械は使わないようにするか、あるいは他の機械を使わないようにして、最大電気使用量を下げるようにしましょう。
あまりにもブレーカーが頻繁に落ちるようであれば、電気会社との契約そのものを見直す必要があります。より多くの電気を一度に利用できるように、契約を切り替えた方がいいでしょう。
配線がショートしてしまった場合は、まずはショートした箇所を見つけないといけません。この辺りは後で出てくる「漏電」の項目で詳しくご説明いたします。
照明や機械などの寿命が尽きてしまった場合は、これは単純に新しいものを買い換えないとなりません。特に照明の場合は、最近ではLED電球の寿命が長くなってきていますので、LEDに切り替えることで寿命による停電の回数を減らすことが可能です。
電気料金未払いについては、後の項目でご説明いたします。
このように各家庭・オフィス・工場などに原因がある場合の停電は、やはり解決方法なども多岐に渡ります。その分原因を特定することが、時として困難になる事があるでしょう。まずはご自身の中でいくつかの停電の原因となる可能性を想定して、それらを一つ一つチェックしていくのが原因を特定するために確実な方法だと思われます。
盗電
続いての電気のトラブルは「盗電」です。盗電とは読んで時のごとく「電気が盗まれる」という事になります。各家庭やオフィス、工場などの電気が、いつの間にかどこかの誰かに無断で使用されているのが「盗電」です。他人が管理している電気やコンセントなどを勝手に利用する行為が「盗電」なのです。
盗電の手口は実に様々です。例えば店舗などの場合、看板や自動販売機などで利用するために店舗の外にコンセントがある場合があります。そうした「外にあるコンセント」は非常に狙われやすいと言っていいでしょう。気が付かない内に三叉コンセントなどが刺されて、他の誰かに電気が使われている、という事態も考えられます。看板や自動販売機以外にも、工場などにも外にコンセントがある場合が、見受けられます。このように目の行き届かない外などにコンセントがある場合は、コンセントカバーなどをつけておいて、他の人に利用できないようにしておきましょう。コンセントカバーなどは、専門店や通販で入手することが可能です。
「家の外にあるコンセント」では意外な所では、例えばマンションなどのガスメーターがある小部屋に実はコンセントが設置されているのですが、そこから盗電がされていた、という事もあります。これは2017年にTwitterで報告されていた盗電の事例です。
今日僕の部屋の電気が盗られていました
手口なのですが、ガスメーターの横に実はコンセントがあります
そこは誰でも開けるのでこっそり電気を盗ることが出来ます
犯人が馬鹿だったのでこの携帯が鳴っていて気づきましたがこんなの絶対分からないです pic.twitter.com/XXmftiISnR— fffff (@lnoyoguruto) November 17, 2017
普段皆さんはマンションのガスメーターの所などは、まず気にもとめないでしょうし、場所を知っていても開けて中を確認するような事はしないと思われます。これはそうした心理的な隙を突いた、巧妙かつ悪質な盗電の手口だと言っていいでしょう。
もちろん家やオフィス、工場の中にあるコンセントでも油断は禁物です。特にマンションなどでは隣の部屋との距離がすごく短いという事もあり、盗電される危険性はかなり高いといっていいでしょう。気がついたらコンセントから見知らぬ長いコードが伸びていて、それを辿っていったら、隣の部屋にまでつながっていた、という話もあるようです。
こうした盗電は巧みな方法で隠されていますので、気づく事は困難です。毎月の電気料金明細を細かくチェックして、電気代が不自然に増えているときは盗電の可能性を疑ってみた方がいいのですが、盗まれている電気が少しずつだったりする場合、気づく事すら難しいかもしれません。少しでも怪しい事に気づいたら、まずは徹底的に調べてみる事が大切だと言えるでしょう。
ここまでは盗電の「被害」について書いてきました。しかし盗電のもう一つの恐ろしさは、自分が盗電の「加害者」となってしまう可能性があるという事です。
最近では皆さんスマートフォンやタブレット端末を利用していますので、外出先などで充電が切れてしまい困ってしまう、という事があるかと思います。そのような時、喫茶店やファーストフード店などで「充電可能」というポスターなどが貼られているお店を見つけ、そこに入って充電して一安心、という経験がある方もいらっしゃるかと思います。
このように店頭などに「充電可能」と書いてあるお店であればいいのですが、そうした「充電可能」というポスターなどが無いお店でスマートフォンなどに充電をしてしまった場合、それはあなたが「盗電をしてしまった」という事になるのです。
お店の電気やコンセントなどは、基本的にそのお店の所有物ということになります。その所有物を所有者の許可なく利用した、という事になり「盗電」の扱いになってしまいます。つまり「窃盗罪」が適用されてしまうわけです。窃盗罪は10年以下の懲役または50万円以下の罰金となってしまうのです。
例え使った電気がほんの少しであったとしても、店の許可なくコンセントを使って充電などをしてしまうと、盗電になります。電気を使った量には関係ありません。特に最近は充電可能な喫茶店やファーストフード店が増えているので、コンセントを見るとついつい充電したくなってしまいますが、許可されていないお店での充電は盗電になってしまうのです。これは皆様本当に気をつけていただきたい所です。また喫茶店やファーストフード店だけでなく、オフィスや工場などで管理者の許可無く自分のスマートフォンを充電するのは、やはり盗電にあたります。くれぐれもご注意ください。
盗電は、あなたが被害者にもなりうるし、加害者にもなりうる電気のトラブルなのです。
漏電
続いての電気のトラブルは「漏電」です。漏電は「電気が漏れてしまう」、つまり本来電気が通るべきルートをはずれてしまい、別のところを電気が流れてしまう現象のことを指します。例えばホースに水を流すとき、ホースの途中に穴が空いているとそこから水が漏れてしまいますが、その状態をイメージしていただければいいでしょう。
電気は本来であれば電線やケーブルなどを流れるようになっています。またこうした電線やケーブルは電気を逃さないように、周囲に絶縁体(電気を流さない物質)が巻かれていて、電気が漏れないようになっています。しかしなんらかの原因でこの絶縁体が破損したり、周囲が水で濡れてしまったりすると、そこから電気が漏れてしまう事があります。
漏電している事に気づかずに機械などに触れてしまうと、感電してしまうことがあります。感電はビリッとしびれてしまうだけでは無く、最悪の場合命を落としてしまう危険性があります。また漏電に気づかずに放置しておくと、また後で詳しく書きますが火災などが発生する可能性もあります。くれぐれも漏電は放置しないようにしましょう。
漏電の原因として考えられるものには、何があるでしょうか?まずは電気製品の周辺が水に濡れてしまっているような場合が考えられます。水はとても電気を通しやすいです。コンセントや電源ケーブルは基本的に絶縁処理や防水処理などがされていますが、種類によっては防水処理がなされていない物があります。特に機械にアース線が取り付けられていないと、機械に電気が溜まりやすくなりますので、ちょっと濡れただけで漏電を起こす危険性があります。水回りで使用する機械、例えば洗濯機や屋外などで利用する機械などは特に、防水処理がされているか、アース線が取り付けられているか注意しましょう。
次に漏電の原因として考えられるものに、電線やケーブルなどの劣化があります。先程も書きましたように、電線やケーブルは基本的に絶縁体で保護されています。しかしそうした絶縁体が経年劣化やなんらかの損傷、例えばネズミなどがかじってしまう、により絶縁体が剥がれてしまい、銅線部分がむき出しになってしまう事があります。このような場合、更にむき出しになった部分にホコリがたまってしまい、そこから発火してしまい火事になる、という事も考えられます。大変危険な状態だと言えるでしょう。見つけ次第、すぐにケーブルを取り替えるなどの対策が必要です。
このように漏電は、大きな災害に直結する電気のトラブルです。それでは漏電はどのようにして見つければ良いでしょうか。実は各家庭やオフィスなどにあるブレーカーには「漏電ブレーカー」という機能がついております。建物内の漏電を素早くキャッチして、事故を未然に防ぐため電気をシャットしてくれる機能を持っています。しかしそれだけでは漏電の場所を特定することは出来ません。
まず漏電ブレーカーが落ちたら、その横にある小ブレーカーを全て一旦落としましょう。そうしたら漏電ブレーカーのスイッチを上げます。その後先程落とした小ブレーカーのスイッチをひとつずつ戻していきます。小ブレーカーを上げたところでまた再度漏電ブレーカーが落ちたら、その箇所に漏電が発生しているという事になります。該当箇所を調べるか、電気業者を呼んで、詳しく調べてもらうのがいいでしょう。
電気料金未払い
続いての電気関連トラブルは「電気料金未払い」です。このトラブルに関しましては、電気の利用者である私達に原因がある場合がほとんどです。お金が無い、請求書を無くしてしまった、口座にお金を入れていなかった、請求書を見ていなかった……などなどです。しかし原因は様々ですが、電気料金はやはり支払わないと電気を使うことが出来なくなります。それでは一体どの程度の期間、電気料金未払いを続けると、電気が使えなくなるのでしょうか?
電気料金は「検針」を行うことで決定されます。検針が終わると、各電気会社から「検針票」あるいは「請求書」が届けられます。この検針票(請求書)に電気料金の支払い期限が記載されており、通常検針を行った日から20~30日目が電気料金の支払期限と定められています。
この期日を過ぎてもまだ電気料金が支払われない場合、すぐに電気が止められるのでは無くまず郵便などで催促状や送電停止予告書が送られてきます。目安としては、送電停止の5日前くらいまでには届くようです。逆に言うとこの通知が届いてから5日後には電気が止められてしまうのですから、この通知を見逃してしまうと大変です。気づかずに電気を支払わないままでいると電気が止められてしまいます。
電気を滞納してから電気が止まるまで期間には、実は各電気会社によって差があります。大手地方電力会社であれば、その期間はおおよそ50~60日前後となります。逆に言うと電気料金を支払わなくても、2ヶ月近くは電気を止められずに済むのですが、だからといって油断をしていると、支払いなどを忘れてしまう事になります。
電気料金未払いが原因で電気を止められてしまった場合、すぐに電気代を支払いその旨を電気会社に連絡するようにしましょう。通常であれば2時間程度で送電を再開してもらえます。ただし一部地域では1日から数日かかることもあるようです。
また電気料金未払いの事情によっては、電気料金の支払い期限をある程度延期してくれる事もあるようです。100%とは言い切れませんが、支払い費用がどうしても準備できないなどの場合には、まずは契約している電気会社に電話で問い合わせるか、あるいは近所にある電気会社の支店・支部などに出向いて相談してみた方がいいでしょう。事情を話して納得してもらえれば、電気が止められるまでの期間を、伸ばしてもらえる事があります。もちろんそれでも最終的には電気代を支払わなくてはいけない事に、代わりはありませんが。
電力会社の倒産
続いての電気関連のトラブルは、電力会社の倒産です。いわゆる地方電力会社、東京電力や東北電力、関西電力などはまず倒産の危険性は無い、と考えていいでしょう。しかしそうでは無い、いわゆる新電力会社をご利用されている場合、実はいくつか倒産している新電力会社があるという事をご存知でしょうか?
各家庭向けのいわゆる全面的な電力自由化は、2016年にスタートしました。しかし電力自由化それ自体は2000年からスタートしています。つまり新電力は2000年から存在しています。その短い期間でも、日本ロジテック、大東エナジー、福島電力、エレトス電気など、いくつかの新電力会社が倒産や経営破綻、あるいは事業縮小をしております。こうした電気会社の倒産は、電気の消費者である私達にとっては防ぎようがありません。特に現在新電力と契約をされている皆様は、気が気ではないかと思います。それではこうした新電力が倒産してしまった場合、私達は電気を使えなくなってしまうのでしょうか?
実はこうした新電力の倒産などがあっても、現在その会社と契約されている方のところでは電気が止まるような事は決してありません。もしも新電力会社が倒産などして電気を送れない状態になった場合、地方電力会社がその代わりに消費者に電気を届けるように法律で決められています。これを「電力の常時サポート」と呼びます。
電気は私達のライフラインです。生活に直接関わってくる物です。だからこのような「常時サポート」という仕組みがつくられ、もし新電力会社に何があっても、すぐにそれをサポートして生活に問題が出ないように定められているのです。
実際私が過去にお会いした方で、新電力会社が倒産したことをまるで気づかずに電気を使い続けていた方がいらっしゃいました。その方は電気料金明細が、契約していたはずの新電力会社からでは無く地方電力会社から届いたので、そこで始めて自分が契約をしていた新電力会社が倒産したという事を知ったそうです。つまり新電力会社が倒産をしても、全く電気が止まることなく、問題なく電気を使い続けていたという事になりますね。
しかしこの場合、契約先が従来の新電力会社から地方電力会社に代わりますので、場合によっては電気料金などが高くなってしまう事があります。その場合はプランの変更をするか、別の信頼できる新電力会社に再度切り替える必要があります。
照明の2020年問題
続いて取り上げたいのが、この「照明の2020年問題」です。一体2020年に何が起きるのでしょうか?実は国際条約である「水俣条約」によって、2020年以降は水銀ランプの製造・輸出が禁止されます。つまり水銀を原料としている蛍光灯もそれに伴い、製造や輸出が大幅に規制されてしまう、という事になります。
この「水俣条約」は2013年にジュネーブで締結されました。「水俣」の名前がつけられているのは、かつて水銀による公害「水俣病」が発生したことことに由来します。蛍光灯には「水銀ガス」が使われていますが、その原料となる「水銀」はとても危険な物質です。その危険な物質である水銀の利用を減らそう、キチンと管理していこう、というのがこの「水俣条約」の考え方です。
こうした動きを受け、各メーカーで蛍光灯の生産終了が続々と発表されています。蛍光灯が全く作られなくなる、という事はすぐにはならないと思います。しかし蛍光灯の生産量などが大幅に減っていくのは間違いありません。可能であれば今のうちの蛍光灯をLED電球などに取り替えてしまった方がいいでしょう。また蛍光灯器具なども同様に取り替えておくことをオススメいたします。今はまだそれほど騒がれてはいませんが、2020年に入るとテレビや新聞などが大きく取り上げ、騒がれはじめると思います。そうなるとLED電球が売り切れになったり、蛍光灯器具をLED用に取り替える工事などが混雑してしまったりする可能性も出てきます。
特にオフィスや工場などで、大量に蛍光灯を使っている環境があるようでしたら、早め早めの対策を取っておく方がいいでしょう。
最後に
今回は「電気のトラブル」という内容で書いていきました。もちろん電気のトラブルは、ここに書いただけが全てではありません。全く予想もしない形で、電気のトラブルが発生することだってあるかもしれません。しかし例えば漏電などのような感電の危険性があるような時などは、ご自身で解決しようとするのでは無く、電気業者などに連絡して助けてもらうのが一番いいでしょう。
電気は私達の生活には欠かせません。であるからこそ、普段のメンテナンスを怠らないようにして、何が起きても大丈夫なように備えておくことが肝心です。