兵庫県の工場にお教えするオイルヒーターについて

兵庫県について

兵庫県は近畿地方最大の面積を誇る県です。北が日本海、南が瀬戸内海とそれぞれ南北が海に接しているのが大きな特徴です。特に日本の五大港に数えられる、神戸港があることで有名な都市です。

神戸港は天然の良港としてしられ、古くから日本の貿易の拠点として栄えてきました。記録として残っているものでは、奈良時代の文献にその名前を見ることが出来ます。また神戸港は阪神工業地帯に無くてはならない存在となっており、工業地帯としてのみならず、観光地や商業施設などの中心としても栄えています。

産業としては先程も書きましたように、神戸港近辺は阪神工業地帯の一部として日本有数の重化学工業地帯として、知られます。そのため工場の数などは、近畿地方としては最も数が多い都市となっています。またそうした重工業のみならず内陸部では農林業なども盛んに行われています。

そんな兵庫県の工場の皆様にお教えしたいのが、オイルヒーターについてです。

オイルヒーターとは

この冬もすっかり寒くなりました。冬になるとどうしても暖房が必要になるのですが、この数年で新しく広まってきた暖房器具がオイルヒーターです。

オイルヒーターはもともとヨーロッパを中心に普及していた暖房器具です。仕組みとしては単純で、本体内部にオイルが貯まっており、内部の電熱器でオイルを温めてその熱を放射して部屋を暖めるというものです。その仕組のため他の暖房器具とは違ったメリット・デメリットがあります。

オイルヒーターのメリット

安全性が高い

他の暖房器具とは違い直接火を使うわけでは無いので、安全性が高いのが特徴です。と言ってもオイルヒーター自体が発熱しているので、直接手を触れればやけどする可能性はありますが、表面温度がそれほど高くは無いので、長時間触っていない限りはやけどをする事はありません。またオイルヒーター自体が倒れていても、安全装置などがついていれば自動で電気が消えますので、これもやはり安全です。

部屋が乾燥しにくい

オイルヒーターでは本体からの発熱で、部屋の空気を暖め循環させます。ですので、エアコンなどのように風が出ないのが特徴です。風が出ないために部屋が乾燥してしまうことはありませんし、乾燥によって喉を痛めて風邪をひきやすくなるという事もありません。

部屋の空気を汚さない

石油ストーブなどでは石油を燃やすことで部屋を暖めますが、同時に一酸化炭素などを発生させます。またニオイなども出てしまうため、定期的な換気が必要になります。しかしオイルヒーターは部屋の空気を暖めるという特性上、空気を汚す心配がありません。

手入れが容易にできる

前述の通りに直接火を使うわけでは無いので、お手入れなどが簡単にできます。汚れなども乾いた雑巾でサッと拭くだけで取れてしまいます。お手入れの頻度も少なく済むのがいいところですね。

オイルヒーターのデメリット

部屋が暖かくなるまで時間がかかる

繰り返しになりますが、オイルヒーターは直接火を使っているわけではありません。そのためにどうしても部屋全体が暖かくなるのに、時間がかかってしまいます。また部屋の広さによっては暖めるまでに更に時間がかかりますし、隙間風などが入るような部屋では、さらに時間がかかってしまうでしょう。

電気代が高い

オイルヒーターは他の暖房器具と比べて、電気代が若干高くかかってしまうというデータがあります。他の暖房器具に比べて消費電力が高いために電気代がかかってしまうとのことですが、こうした電気料金については改善方法があります。

例えば設定温度を若干低くする、隙間風などが入らないような部屋で使う、窓があるようならカーテンを閉める、などなどです。他の暖房器具と同じように使うのでは無く、オイルヒーターの特徴を理解して使い分けることが大切なようです。

最後に

オイルヒーターを始めとして、新しい暖房器具がいくつも出てきています。それらは確かに便利なのですが、使い方を理解せずに使っていては、電気代も上がってしまうし暖房効率の悪いしで、高い効果を上げることができません。正しい使い方を理解して、適切な場所で利用することが、暖房器具の効率を高めるための最適な方法だといえるでしょう。