2019年10月11日現在、大型で非常に強い台風19号が父島の西に位置し、北北西に進んでおります。その後関東地方、特に東京や先日台風15号で甚大な被害にあった千葉近辺を通過する見込みが強まっております。付近の住民の皆様は、くれぐれもご注意ください。
NHK NEWS WEB:台風19号 東海・関東に接近へ 記録的な大雨・暴風のおそれ
大型で非常に強い台風19号は、12日には勢力を保ったまま東海と関東にかなり接近する見込みです。記録的な大雨や暴風となって、大雨の特別警報が発表され大きな被害が発生するおそれがあります。11日のうちに備えを済ませるようにして下さい。
気象庁によりますと、大型で非常に強い台風19号は、午前9時には、小笠原諸島の父島の西の海上を、1時間に25キロの速さで北北西へ進んでいます。中心の気圧は925ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートルで、中心の東側370キロ以内と西側280キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。
今回は特に大型で非常に強い台風との事です。11日の段階で多くの鉄道や飛行機などが運行中止の予定を出しております。また各施設やイベントなども閉店もしくは中止などの予定を出しております。ホームページなどで情報を確認し、台風が近づいた時にはくれぐれも外出をしないようにお願い致します。
また河川や湖など、氾濫の恐れがある物のそばに住んでいらっしゃる方は、早め早めの避難を心がけるようにしてください。また避難をする際には、一旦電気のブレーカーを落として、更に全ての電気プラグをコンセントから抜いて避難をされるようにしてください。ブレーカーが入ったままですと、増水などで家電製品が濡れてしまった際にショートを起こす危険性があります。またプラグがコンセントに入ったままですと、停電から復旧した際にやはりショートを起こす可能性があります。併せてご注意ください。
また風により飛来した物などにより送電線が切れてしまったり、電柱などが倒れてしまったりすることで停電などが発生する危険性があります。あらかじめ乾電池やバッテリーなどを準備して、小型のラジオなどで情報を収集するようにしてください。あるいはスマートフォンやタブレットなどの準備を早めに行って、台風の情報を収集するようにしましょう。
台風が去った後でも切れた送電線などには、くれぐれも近づかないようにしてください。台風の場合地面が濡れていることがほとんどですので、そこを電気が伝わってきて、感電する恐れがあります。
また風が強くなると、太陽光パネルなどがあおられて飛散する可能性もあります。外出などは控えるようにいたしましょう。また飛散した太陽光パネルですが、日光があたると発電を始めます。こちらもやはり地面などが濡れていると、それを通じて感電する可能性があります。飛散した太陽光パネルを見かけた場合は、くれぐれも近寄らないようにしてください。
台風19号は特に勢力が強いということで、早くからその被害が懸念されていました。台風本体から遠く離れた地域でも、強風や大雨が心配されます。みなさまくれぐれもご注意ください。