2021年夏の節電

今年も暑い夏が近づいてきました。特に今年の夏はかなりの猛暑になるだろうと予想されています。

ウェザーニュース:今年の夏は”ダブル高気圧”で猛暑予想 7月下旬と8月下旬に暑さのピーク

今年の夏(7月~9月)の気温は、広範囲で平年並か平年よりやや高く、全国的に暑い夏になりそうです。特に関東など東日本と近畿は平年よりやや高くなる傾向です。

今年は早めに梅雨が明ける地域が多く、昨年や平年よりも暑い期間が長くなる予想です。暑さのピークは7月下旬と8月下旬の2回あり、猛暑日が続くおそれがあります。

こうした猛暑では当然ですが、冷房が必要となります。本来節電ということを考えた場合には、冷房の温度を2~3度高くするというやり方が定番なのですが、あまりに猛暑では2~3度温度を上げることは逆に命取りになってしまう可能性があります。冷房で節電を考える場合には、温度を上げるのでは無く、フィルターや室外機の掃除をこまめにしたり、扇風機などと併用したり、というやり方を考える方がいいでしょう。もちろん冷房を使う部屋自体の保温も考えないとなりません。厚手のカーテンをすることで、冷えた空気が温まらないようにするといった工夫も大切です。

特に見落としがちなのが室外機です。室外機の周りに草や物があったりすると、それだけで冷房効率がかなり落ちてしまいます。そうした障害物などは可能な限り除去しておきましょう。また直射日光に当たらないようにする、という工夫もそれなりに効果があります。

また夏は冷蔵庫にも頻繁にお世話になります。冷蔵庫の節電も気にしたほうがいいでしょう。特に冷蔵庫は扉の開け閉めの時にどうしても冷気が逃げてしまいます。可能であれば開け閉めをへらすように心がけましょう。また食品を詰め込みすぎないようにするのもポイントです。冷蔵庫内に少し余裕をもたせることで、冷蔵庫が良く冷えるようになります。しかし「冷凍庫」に関しては実は逆で、ある程度詰め込んでおいた方が、効率が良くなります。逆のことなので間違いやすいので、気をつけましょう。

特に電化製品などの場合は新しい機種の方が、節電機能が充実していることがほとんどです。余裕があるのであれば、新しい機械にどんどんと切り替えていった方がいいと言えるでしょう。特に照明は蛍光灯よりもLED照明にした方が、ダントツでお得になります。

繰り返しになりますが、夏の節電だからといって冷房を使わずに我慢してしまう、というようなやり方は、命の危険に関わってきます。せっかく節電してもその分入院費などに取られてしまっては、節電をした意味がありません。特に工場などでは、部屋を一定の室温に保たないといけないような場合もあるでしょう。それであれば思い切って、電気会社を安いところに切り替えてしまう、というのも一つの手段だと言えます。特に新電力に切り替えれば、電気代の基本料金が大幅に下がります。電気代基本料金が大幅に下がったところで更に節電を行えば、より大幅に電気代が安くなるのです。

まずは電気会社を切り替えてみたい、切り替え後の価格だけでも見てみたい、と思われたのであれば、工場電気ドットコムまでご連絡ください。ご相談、お見積りを無料にて受け付けております。特に工場などの製造業の皆様は、新型コロナの影響で売上も下がっている所が少なくないと思います。電気代を少しでも下げて、経営の改善にお役立てください。