9月23日現在、台風12号が発達しながら日本の南の海上をゆっくり北上してきています。このままの進路となると、関東地方~東北地方の太平洋側に接近することが予測されます。24日から25日にかけて、大雨や強風などの影響が出てくると思われます。
NHK:台風12号 24日~25日に東日本・北日本に接近のおそれ
台風12号は日本の南の海上を北上し、24日から25日にかけて東日本や北日本に接近するおそれがあります。前線の活動が活発になるため、25日にかけて太平洋側を中心に雨が強まる見込みで、土砂災害や低い土地の浸水などに警戒が必要です。
予想進路に近い地域の方は、今のうちに台風に対する備えを行うようにしてください。飛ばされやすい物を家の中にしまう、雨戸を閉めておく、情報源となるスマホの充電を行っておく、などなど、早いうちから準備できる事はたくさんあります。特に時間的に通勤時間帯に雨が降ることが予想されます。少し早めに出社するか、あるいはリモートでの仕事を行うようにした方がいいでしょう。
特に河川の近隣にお住まいの方は、大雨による河川の増水にお気をつけください。最悪の事態を想定して、いつでも避難できるよう準備しておくことが大切です。また洪水で避難する際には、必ず電気のブレーカーを切っておくようにしてください。可能であれば更に家中のコンセントを抜いておくと、電気を戻した時にショートする危険性が無くなります。
台風が去った後には、電線などが切れてしまっている事があります。しかしそういった電線を見つけても、絶対近寄らないようにして最寄りの地方電力会社に連絡してください。また風により飛んできた太陽光パネルも、太陽が当たると発電を始めますので、特に地面などが濡れているような場合には、感電しないよう気をつけてください。
台風には油断は禁物です。しかし台風はあらかじめある程度の進路の予想が可能です。早めに準備をしておくことで、被害を確実に減らすことが出来るのです。台風進路の近隣にお住まいの皆様、くれぐれもご注意してください。